燿光リハビリテーション病院特設サイト -スウェーデン研修期-

1.スウェーデンの社会福祉について

スウェーデンは、926万人の人口を有する国でそのうち65歳以上は160万人であり、日本の次に高齢者が多い国です。日本では介護が必要となった場合、主となる介護者は家族となりますが、スウェーデンでは社会が責任を持つ仕組みとなっています。それは高い税金(所得税30~35% 消費税25%)を払って、これを財源として公的なサービスを国が保障しているからです。
高齢者ケアの基本目標は、「高齢者が安心して年を老いられ生活出来ること、自立した生活が出来ること、高齢者の自己決定を尊重すること、積極的な社会参加」となっています。また、障害者福祉ケアの目標は、「人間としての価値、生きる為に必要であることは誰もが同じであり、誰もが豊かな生活を送り経済的にそして社会的に安全が保障されること、生活条件が平等であること」となっており多くのサポート、サービスが利用されています。

2.医療と福祉の連携について

スウェーデンの特徴は、医療と福祉の連携ケアが行なわれておりランスティング(県自治体)が保健、医療サービスの提供、コミューン(市自治体)が福祉ケアサービスの提供と縦割りではなく横割行政で成り立っています。

3.医療制度について

・ホームドクター制で地区の医療センターよりドクターを選択出来ます
・総合病院での診察はホームドクターの紹介状80クローネ(約1280円)が必要です
・1回の診察料の自己負担額 約2080円 年間の上限額 約14400円 それ以上はフリーカードがもらえます
・薬剤費の自己負担額は1年間約28800円が上限です
・入院費は、20歳以上食費のみ自己負担1日約1280円。0歳~19歳は医療費、食費無料。手術費用は全ての人が無料です

4. 医療従事者について

・医師は、県自治体の職員、看護師、PT、OTは市自治体の職員として雇用
・日本の介護福祉士という資格はなく准看護師以上の資格を持った方がナース兼ケアスタッフという形態で働いています
・准看護師は高校で看護、福祉科を専攻すると資格を得ることが出来ます
・ケアマネージャー的存在は、大学で3年間社会福祉学を学んだ方がケア判定マネージャーとなり、どのようなサービスの提供をしていくのか
 検討することになります

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